2007年4月1日(日)TBS「お江戸 粋いき!」



* 2007年 4月1日(日)に TBSの番組「お江戸 粋いき!」で、小倉彫刻刃物製作所が取り上げられました。
内容をアップしましたので、どうぞご覧下さい。



TBS  「お江戸粋いき!」
小倉彫刻刃物製作所
ナレーション : キートン山田

キートン山田
「真っ赤に燃える火」

小倉晟(あきら)氏
「これくらいで820℃ぐらいなんです。」

キートン山田
「なんと!色を見ただけで、熱した温度が分かっちまうというこの道60年の名工、小倉晟さん。彫刻・刃物専門の鍛冶職人だ。」

キートン山田
「拵(こしら)える彫刻刀は、なんと3000種類。大小様々なのみ。両刃が付いた能面彫り。こちらは篆刻用。」
さまざまなノミの種類
 キートン山田
  「で、まずは、火造り。材料の地金に鉄蝋(てつろう)と呼ばれる鉄粉と硼砂(ほうしゃ)を振り掛ける。」
 キートン山田 「その上に、安木の鋼を乗せ、金槌で打つ。藁灰に付けてじっくり冷ませば、準備OK。」


キートン山田  「そいつは何だい?」

小倉晟氏    「これは刃物の大きさと型なんですよね。」

キートン山田  「なんと!!これが注文書!この歯型に合うように彫刻刀をこしらえるってぇんだから凄い。」



                   
       ↑ 注文書
                        


  ↑形を作る道具

キートン山田
「で、どうするかってぇと、こちらが形を作る道具。この歯型を使って、刃を仕上げるのが、難しいと。」         

                         
小倉晟氏
「極端に曲げると、底がこう三角みたいになっちゃうんですよね。最初は浅いやつでやって最後に深いやつで曲げていくと、自然と深さがこう出てくるんです。」
キートン山田
「仕上げはやすり。こいつで微妙な曲がりを削るってぇと、どうだい!歯型がピッタリ!」 


                             ↑ ピッタリ!!         ↑ 出来上がり

     
小倉晟氏
「そりゃ、(注文に)応えられなくちゃ、職人とは言えないですよね。」

キートン山田
「はは~。お見事!!
                       
            

小倉晟氏の「職人とは言えないですよね。」の言葉と笑顔に、60年の職人としての自信と満足感が溢れていて、とても素敵だと思いました。今は、こういう職人さんが少ないと思うと、寂しいです。いつまでもお身体を大切になさって頂きたいと思います。そして、この鍛冶職人という仕事がお父さんの代で終わらずに、息子さん達に引き継がれていっている事が何より嬉しいです。

(2016年現在 晟氏はお亡くなりになっていますが、2人の息子さんがしっかりと鍛冶職人という仕事を受け継いでいらっしゃいます。)


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