( 油性・水性サインペン )
マーカー(=マーキングペン・サインペン)には、大別して油性と水性があります。 そして、それぞれに、染料インキと顔料インキのものがあります。 一般的に染料は、化学的に作成したもので、水に溶ける。発色が鮮やか。耐光性に弱い。 顔料は鉱物などの天然物(注)から作られているので、水に溶けないし、耐光性に強い。 (注) インクジェットインクのように、カーボンや石油から作られているものもありますが、 筆記具に関しては、大部分が天然物から作られているようです。 参考 : キャノンインクジェット技術開発センター 中島一浩氏の「インクジェットプリンタ論」(後編・下)より |
| 油性マーカー | 染料 | 一般に『マジック』と呼ばれることの多い油性マーカー。 最近では、ゼブラのマッキーの方が広く知られています。 最初に開発されたマーカーの種類。 有機溶剤(アルコール系・芳香族系・脂肪族系など)に、油溶性染料と樹脂を溶かした速乾性のインキ。 耐水性があり、紙・プラスチック・金属・ガラス・布・皮・陶器など、色々な材質に書くことが出来る。 * 但し、塩化ビニールやクラフトテープ(紙のガムテープ)などには、書けないことが多い。 * 耐光性には弱いので、色に寄っては屋外に書いて貼ったポスターの文字が退色してしまい、消えてしまうこともある。 (*クラフトテープには、セーラーのクラフティ、パイロットVスーパーカラーがおすすめ) 油性マーカーで書くと、黒味がかる画用紙のような紙に書いても、(他の商品と比べて、黒味が少ない) 〜 各メーカーの主な商品 〜 寺西化学 (マジックインキ) ゼブラ (マッキー極細・ハイマッキー) パイロット (ツインマーカー) 〃 (Vスーパーカラー) 三菱鉛筆 ( ピース ) サクラクレパス ( サクラマーカー・ペンタッチ ) ぺんてる (ぺんてるぺん・Handy ) トンボ鉛筆 ( モノツイン ) シャチハタ(油性アートライン・油性ポップメイト油性潤芯マーカー) |
| 顔料 | 一般に、「ペイントマーカー」 と呼ばれる商品。 * 「ホワイトボードマーカー」も顔料から作られているものが多い。 上記の油性染料インキの染料の代わりに顔料を用いたインキ。顔料は水にも溶剤にも溶けず、不透明性や耐光性に優れているので、プラスチック・金属・ガラス・陶器などの他、屋外での標識や園芸用のプレートには最適。 〜各メーカーの主な商品 「ペイントマーカー」〜 三菱鉛筆 : ペイントマーカー (太字のみ/中字・細字は、染料が含まれる) ぺんてる : ペイントマーカー パイロット : ペイントマーカー サクラクレパス : ペイントマーカー (普通色のみ/蛍光色は染料) 寺西化学 : オパックカラー |
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| 水性マーカー | 染料 | 一般に『カラーペン』と呼ばれる商品。色数が多く、小さなお子様用のサインペンセットとして販売されているものも多い。 水に湿潤剤などを加えた水溶液に水溶性染料を溶かしたインキ。色が油性インキに比べて鮮やかで、紙に書いてもにじみや裏移りが少ないが、紙以外の素材には書けない。 〜 各メーカーの主な商品 〜 寺西化学 : ラッションペン ゼブラ : ニューファインズ パイロット : カラーペン 三菱鉛筆 : ピュアカラー サクラクレパス : カラーサインペン/カラーサインペンツイン ぺんてる : カラーツイン トンボ鉛筆 : プレイカラー2/ 水性マーカーデュアルブラッシュ |
| 顔料 | 一番種類の多いマーカー。サインペン・布用マーカー・蛍光ペン・筆ペン等、筆記具の大部分を占めるのが、この水性顔料で作られている商品。大まかに言うと、下記の2タイプに分類される。 (水・湿潤剤・顔料・樹脂タイプ)樹脂を配合したものは、油性インキのようにプラスチック・ガラス・金属などの素材にも書くことができる。三菱ポスカがよく知られている。 (水・湿潤剤・顔料タイプ)ごく微細な顔料粒子を水溶液に分散したインキ。紙に書いてにじみや裏移りがなく、耐水性・耐光性に優れている。樹脂がないため色々な素材に書くことはできず、用途は紙専用。 * パイロットのスポーツペインターは、フェイス用 〜 各メーカーの主な商品 プラスチック・金属などに描ける商品 〜 寺西化学 : ツインマーカー ゼブラ : リ・ユース/ポップスター パイロット : スポーツペインター/ゲルマーカー 三菱鉛筆 : ポスカ/プロッキー サクラクレパス : ピグマックス・ピグマックスツイン/ さあ工作マーカーツイン シャチハタ : ポップメイト水性顔料 |
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* ゼブラの「チェックペン」に代表される”暗記ペン”は水性マーカーですが、
商品によって、染料だったり顔料だったりするので、ここには、載せていません。
暗記マーカーのページでどうぞ。
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